【きらきらうえつ】臨時快速「谷川岳紅葉号」の運転日・停車駅・時刻

2019年秋の臨時列車として運転される、快速「谷川岳紅葉号」の運転日や停車駅・時刻についてまとめてみました。定期列車としての活躍を終えた「きらきらうえつ」号に乗って、谷川岳へと出かけてみてはいかがでしょう。

谷川岳紅葉号」の運転日

2019年(令和元年)10月12〜14日に運転されます。

谷川岳紅葉号」の運転区間

新潟駅水上駅間での運転です。新潟駅から宮内駅までは信越本線、宮内駅から水上駅までは上越線を走行します。

谷川岳紅葉号」の停車駅

停車駅は以下の通りです。

  • 新潟(にいがた)
  • 新津(にいつ)
  • 加茂(かも)
  • 東三条(ひがしさんじょう)
  • 見附(みつけ)
  • 長岡(ながおか)
  • 宮内(みやうち)
  • 六日町(むいかまち)
  • 土樽(つちたる)
  • 土合(どあい)
  • 水上(みなかみ)

谷川岳紅葉号」の使用車両・設備

485系4両「きらきらうえつ」編成が使用されます。新型観光列車「海里(KAIRI)」のデビューに伴い、定期列車としての活躍を終えた「きらきらうえつ」編成に乗車するチャンスです。

普通車全車指定席での運転で、自由席はありません。そのため、臨時快速列車ではありますが、乗車には乗車券の他に指定席券が必要となります。「谷川岳紅葉号」への乗車を考えているのなら、「えきねっと」などで早めの予約をしておきたいところです。

谷川岳紅葉号」の時刻

9732M:快速「谷川岳紅葉号」(新潟→水上)

新潟(7:11発)→新津(7:32着-7:37発)→加茂(7:53着-7:54発)→東三条(8:02着-8:18発)→見附(8:29着-8:30発)→長岡(8:41着-8:43発)→宮内(8:47着-8:57発)→六日町(9:46着-9:47発)→土樽(10:17着-10:42発)→土合(10:51着-11:11発)→水上(11:26着)

  • 徐行運転で風景を楽しめます(浦佐〜六日町:魚沼エリアの山々、土合→湯檜曾:勾配緩和のためのループ線
  • 石積み土台のレトロ鉄橋・毛越沢橋梁を見学(土樽駅下車徒歩15分)

9745M:快速「谷川岳紅葉号」(水上→新潟)

水上(15:08発)→土合(15:15着-15:45発)→土樽(15:53着-16:18発)→六日町(17:15着-17:16発)→宮内(17:53着-18:00発)→長岡(18:06着-18:18発)→見附(18:27着-18:28発)→東三条(18:38着-18:40発)→加茂(18:47着-18:48発)→新津(19:03着-19:07発)→新潟(19:21着)

谷川岳紅葉号」の乗りどころ

上越線を走行する485系きらきらうえつ」に乗車するチャンス

これまでは羽越本線の景観を楽しむことができる臨時列車「きらきらうえつ」として活躍してきた、485系きらきらうえつ」編成。そんな「きらきらうえつ」編成も、後継の新型観光列車「海里(KAIRI)」のデビューにより、間も無く引退の時を迎えようとしています。

きらきらうえつ」号は海沿いの羽越本線を走る列車だったので、今回の「谷川岳紅葉号」のように山間部の路線を走行するのは貴重なこと。これまでに「きらきらうえつ」号に乗車したことのある方でも、海ではなく上越国境の山々の景色が車窓に広がるのは、また違った魅力になるのではないでしょうか。反対に、これまでに「きらきらうえつ」編成に乗車したことのない方にとっては、残り数少ない乗車チャンスの一つとなります。「谷川岳紅葉号」と銘打ってはいますが、乗り鉄旅行としてもオススメだと思います。

徐行運転で上越線ならではの景色を愉しむ

浦佐〜六日町では、車窓に広がる魚沼エリアの山々をゆっくりと眺められるように徐行運転が行われます。また、土合駅〜湯檜曾(ゆびそ)駅間には、上越国境の険しい山々を越えるために勾配緩和の方策としてループ線が設けられていますが、この区間でも速度を落として運転されるようです。

このループ線では、眼下にこれから通過する湯檜曽駅を見ることが出来るのですが、定期列車ではトンネルの合間のわずかな時間のみで、あっという間に通り過ぎてしまいます。これから通る駅を山の上から眺めるというなんとも不思議な光景を味わうことができるので、これもまた乗りどころのひとつです。

「毛渡沢橋梁(けどさわきょうりょう)」の下車見学タイム

往路の上り列車では、土樽駅での停車中に「毛渡沢橋梁」の見学に行くことができます。徒歩10分ほど掛かるようですが、天気が良ければぜひ足を運んでみたいところです。

約80年前に造られた石積みの鉄橋を、下からのダイナミックな視点で眺めることができます。なかなか鉄橋を真下から眺める機会もないと思います。乗車の際には、長い乗車時間中の軽い運動と思って出かけてみるのもいいでしょう。

snow-country.jp

※記事を書いていて気になったのですが、公式の時刻表では25分停車、JR東日本新潟支社のプレスリリースでは35分停車となっています。乗車の際には、車掌さんから何かしらのアナウンスがあると思いますので、注意してください。

まとめ

引退間近となってしまった485系きらきらうえつ」編成に、上越線で乗車することができるラストチャンスになるかもしれません。「谷川岳紅葉号」に乗って、上越線沿線の秋を探しに出かけてみるのはいかがでしょうか。勾配緩和のためのループ線。延々と続く上越国境のトンネル。上越線の魅力たっぷりの臨時列車だと思います♩