「こうふ開府500年号」が10/13に運転されます!

「こうふ開府500年号」とは?

1519年(永正16年)12月、武田信虎躑躅ヶ崎(つつじがさき)へと居住を移し、甲斐の新府中「甲府」が誕生しました。この甲府誕生から500年目を迎える今年2019年に、開府500周年の記念イベント列車として運転されるのが「こうふ開府500年号」となっています。

「こうふ開府500年号」の使用車両・編成は?

「こうふ開府500年号」には、485系電車を改造したジョイフルトレイン485系華(はな)が使用されます。「心やわらぎ、楽しめる空間の提供」をコンセプトとした、車両外観についても角のない柔らかで丸みを帯びたデザインの列車で、全車両がお座敷のグリーン車となっています。

「こうふ開府500年号」の運転日は?

2019年(令和元年)10月13日(日)です。

「こうふ開府500年号」の停車駅は?

新宿(しんじゅく)駅・三鷹(みたか)駅・立川(たちかわ)駅・八王子(はちおうじ)駅・高尾(たかお)駅、勝沼ぶどう郷(かつぬまぶどうきょう)駅・塩山(えんざん)駅・山梨市(やまなしし)駅・石和温泉(いさわおんせん)駅・甲府(こうふ)駅となっています。

「こうふ開府500年号」の時刻表は?

下り時刻表(新宿→甲府

下りの「こうふ開府500年号」は、新宿駅を8時32分に発車すると、三鷹・立川・八王子・高尾・勝沼ぶどう郷・塩山・山梨市・石和温泉に停車し、終点の甲府駅には10時42分に到着します。

上り時刻表(甲府→新宿)

上りの「こうふ開府500年号」は、甲府駅を14時40分に発車すると、石和温泉・山梨市・塩山・勝沼ぶどう郷・高尾・八王子・立川・三鷹に停車し、終点の新宿駅には16時44分の到着です。

「こうふ開府500年号」の乗車料金は?

新宿駅から甲府駅までを「こうふ開府500年号」に大人一人で乗車するプラン

新宿駅から甲府駅までの乗車券は2,270円となっています。これに、指定席グリーン席券1,670円を加えた3,940円が片道の乗車料金となります。

ちなみに、新宿駅を9時00分に発車する「あずさ 7号」に乗車すると、甲府に到着するのは10時35分と、「こうふ開府500年号」に乗車するよりもスピーディーに移動することができます。特に「お座敷列車に乗ってみたい!」というわけでないのであれば、特急「あずさ」号、あるいは特急「かいじ」号を利用するのもひとつの選択肢になると思います。

参考:新宿駅から甲府駅までを「かいじ」号・「あずさ」号に大人一人で乗車するプラン

もう少し現地での滞在時間が欲しい場合や、出発を少し遅くしたいといった場合には、特急「あずさ」号や特急「かいじ」号の利用が便利です。新宿駅から甲府駅までの乗車券は2,270円と「こうふ開府500年号」に乗車する場合と同様です。これに、特急料金1,550円を加えた3,820円が片道の乗車料金となります。「こうふ開府500年号」はグリーン席券、こちらは特急券が必要となる点が異なっています。

行きは「こうふ開府500年号」に乗車して、帰りは特急「あずさ」号や特急「かいじ」号を利用するフレキシブルなプランも良さそうです。国鉄時代の車両をベースにしたお座敷車両と最新の特急電車の乗り比べも面白いかもしれません。

「こうふ開府500年号」の関連イベントはあるの?

「山梨ワイン」の試飲サービス

甲府行きのお座敷列車の車内では、「山梨ワイン」の試飲サービスによるおもてなしがあります。未成年の旅行者でも楽しめるように、ぶどうジュースの振る舞いもあるのでご安心ください。ただし、列車に乗車する区間によっては、時間の関係上、おもてなしを受けられない場合もあるので、その点にはご注意を。

こうふフルーツフェス2019

「こうふ開府500年号」が発着する甲府駅では、フルーツ王国山梨と甲府の秋を存分に満喫できる「こうふフルーツフェス2019」が開催されます。著名なパティシエを3名お招きして、甲府のぶどうを中心としたフルーツを使用したスペシャルなスイーツの提供、ステージイベントが開催されます。場所は、甲府駅北口のよっちゃばれ広場で、開催日時は「こうふ開府500年号」運転日の2019年(令和元年)10月13日(日)10時から16時30分までとなっています。

「こうふ開府500年号」は甲府駅に10時42分の到着で、甲府駅を14時40分に発車する臨時列車ですから、日帰りの電車旅と割り切って甲府駅近辺でスイーツ三昧というのも良さそうですね。行きはゆったりとしたお座敷電車の中でワインの試飲サービス。甲府駅に到着してからは、ランチとスイーツ三昧、そして帰りはお座敷電車でくつろぎの電車旅。帰りの電車旅、「山梨ワイン」を片手に乗り込んで、お座敷電車でもう一杯、なんてのもいいと思いませんか?